人を含む哺乳動物の歯は、同じ形の歯がたくさん並んでいる爬虫類や両生類や魚類の歯とは異なり、切歯と犬歯と臼歯の3種類で構成されています。門歯とも言われる切歯は、野菜や果物をかじったり切ったりする歯です。犬歯は、肉や魚などを切り裂くのに使われる歯で、肉食動物の牙に相当します。臼歯はその名の通り臼のように穀物や野菜をすり潰すのに使われ、雑食動物や草食動物で発達しています。
人の永久歯は、切歯2本、犬歯1本、臼歯5本の8本が左右対象に16本、上下で合計32本の歯で歯列弓を構成しています。このうち「親知らず」または「智歯」と言われる第3大臼歯が生えそろうのは24歳前後です。
親知らずは、4本全てが生えそろわなかったり、1本も生えてこないことがあります。親知らずは成長期の最終段階で生えてくるので、生え方が顎の発達状態に影響されます。あまり咀嚼しなくても飲み込める軟らかい食べ物ばかり食べていて顎が十分に発達しないと、正常に生えてこないことがあります。なので、日ごろから食べ物ははよく噛んで食べるようにしましょう。