人間の骨の数は、206個+αです。+αがつくのは脊椎の一番したの骨の尾骨のかずに個人差があるためです。骨には腕や脚にある長い骨(長骨)、てや足の付け根にある小さなブロック状の骨(短骨)、肩甲骨や腰骨などの平らな骨(扁平骨)、骨の中に空気を含む空洞がある含気骨といった種類があります。人体で最大の骨は太ももにある大腿骨で、最小の骨は中耳にある耳小骨です。
骨の重要な役割は、体を支えることです。人体の大半はやわらかい組織ですから、骨がなければ形を保つことができません。また、2つ以上の骨で構成される関節が、体のスムーズな動きをつくります。頭蓋骨、肋骨と胸骨とで構成される胸郭、骨盤は、保護しています。骨盤は、中に大事な臓器を入れて保護しています。これらの役割を果たすためには、骨は十分に強靭で、なおかつ軽い必要があります。そのため特に長い長骨、周囲は硬い緻密質で、なかは、中空になっています。
骨は、コラーゲンの繊維にリン酸カルシウムがくっついてできています。人体にあるおよそ1キログラムのカルシウムのうち、99パーセントは骨と歯にあります。カルシウムは、からだの様々な機能に必要なミネラルで、血液中のカルシウム濃度がひ低くなると、その貯蔵庫である骨からカルシウムを取り出します。
骨の中には、骨髄があり、ここでは、いろいろな血球になることができる幹細胞から、赤血球や白血球などの血球が作られています。骨髄でできた血球は、骨の中まで貫いて通っている血管に入り、全身へと循環していきます。