顎関節症の典型的な症状である開口障害。
患者さんの多くが開口障害に気がつくのが開口幅が指2本以下(38ミリ~40ミリ以下)になった時が多いと言われています。この開口障害は、ある日突然起こることもありますし、徐々に開口できなくなる場合もあります。
まずは、今現在起こっている開口障害の状態をチェックしてください。
また開口障害の際に、痛みがあって開口障害が起こっている顎関節症もあれば、痛みは全くなく途中で引っかかってしまうような感じで開口障害が感じられる場合もあります。これらの2つのパターンは、同じ顎関節症のパターンであっても発症初期の急性炎症期や慢性期などによって異なります。そのため、開口障害がどのような感じで起こっているという事だけで顎関節症のタイプを断定できるものではありません。
参考までに、開口障害の原因を考えるときに有効なのが、手の力で軽く開けてみたときに痛みはあるが開口できるという場合には筋肉性の顎関節症すなわちⅠ型の顎関節症であることが多く、手の力で動かし
ても変化がない場合にはⅠ型以外の顎関節症ということが多いです。
開口障害の対処法
開口障害に対する対処法ですが、急激に起こった場合には顎関節に何らかの炎症が起こっていることが考えられます。そのため、しっかりと冷やすことが重要となります。そして、急激に口が開かなくなったような状態で無理に口を開こうとすると、顎関節や顎関節周辺の組織を傷めてしまうことも考えられます。
痛みはないが引っかかるという場合には、顎関節部を温めることが重要となります。そして、専門の治療院に受診するようにしてください。
その他
開口障害を自分自身で対処することは後々後遺症などを引き起こしてしまう事があります。急に口が開かなくなった、または徐々に口が開かなくなった場合には専門の治療院で治療を受けるようにしましょう。