爬虫類や両生類や魚類の歯は顎骨から直接生えていますが、哺乳動物の歯は歯槽骨というソケットに植え込まれた状態になっている。このような歯を釘植歯といい、哺乳動物の特徴の1つです。
歯肉(歯ぐき)から出ていて目で見える部分を歯冠といい、その表面は人体で最も硬いエナメル質で覆われています。歯肉に埋もれて目で見えない部分を歯根といい、その表面はセメント質で覆われています。エナメル質とセメント質の内側は象牙質でできています。エナメル質もセメント質も象牙質も、硬骨と同じタンパク質のコラーゲンとハイドロキシアパタイトが主成分です。ただし、乳歯のエナメル質と象牙質は薄いのでむし歯になりやすいと言われています。